明日は土用のウナギの日ですね。
ウナギの歴史は、けっこう昔で奈良時代、あの『万葉集』にも「ウナギ=武奈伎(むなぎ)」として記載されていました。(タレをつけて焼くようになったのは、江戸時代になってからだそう。)
さて、この美味しいウナギ・・実は毒があるのを知ってますか?
ウナギの『血液』には、「イクチオヘモトキシン」という毒素が含まれています。
症状としては、食べると吐き気や呼吸困難、また、傷口に入っても膿んだり腫れたりする他、目に入ると最悪の場合、失明の可能性もあるというものです。
ただし・・・この毒素は61度以上、5分間以上の熱を加えると効果が消失するので、私達が普通に食べる際のウナ重やひつまぶし、白焼き等々を食する上では全く問題ありませんのでご安心を。(そういえば、確かにウナギの刺身ってなかなかお目にかかりませんよね)
それよりもウナギには、ビタミンAとEPAやDHAなどの良質な脂肪をたっぷり含む他に、ビタミンB1、B2やミネラルも多く、疲れ目や疲労回復の効果が抜群なことからも、やっぱり夏バテ防止にはもってこいの食材です。
安心して食べて、暑い夏を乗り切りましょう!
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