新型コロナ・・まだまだ心配ですよね。
でも、インフルエンザも免疫力が高ければ感染しても無症状や軽い症状で済むこともあることから、新型コロナにも有効と考えられます。ぜひとも免疫力を高めていきましょう。
さて、免疫力を上げる具体的な方法の4つ目は『体を温める・・生姜』について。
生姜焼きやホットジンジャーなど、生姜は『体を温める食材』としてはかなりよく知れ渡っていますね。
でも、使い方によっては効果が変わるのはご存知でしょうか。
例えば、カツオのタタキを食べる時の擦り下ろした生姜のように、生の状態の生姜には、『ジンゲロール』と呼ばれる成分が含まれているのですが、実はこのジンゲロール、末端の血管を拡張させ血流促進して体を温めるとされていますが、その一方で、体の深部を冷やす解熱作用もあります。
つまり、体の表面の冷え(例えば末端冷え症など)には効果的ですが、 体温そのものが低い冷え性の人には何と逆効果になってしまうので注意が必要なのです。(体の表面は温めてくれる)
一方、加熱した生姜には、ジンゲロールがショウガオールという成分に変わり、それが血流を高めてくれて、体を芯から温めてくれる効果に変わります。(乾燥させた生姜にも、同じ働きがある)
なので、今回の趣旨の普段から体を温めて免疫力を上げようとしている場合には、熱を加えた(乾燥させた)生姜を使う・・・ということをおぼえておきましょう。
ちなみに簡単なオススメレシピとしては、甘いモノなら、砂糖と生姜とお湯だけの『生姜湯』がシンプル。(砂糖の代わりに、ハチミツやメープルシロップを使っても美味しいです)
甘いモノが苦手な人なら、沖縄の郷土料理で、鰹節とショウ油(又は味噌)にお湯をかけて作る『カチュー湯』に生姜を加えるのが手軽で美味しいかと思います。
(ただし、いくら体にいいといっても摂り過ぎは禁物で(胃への刺激が強い)、成人では1日10g程度(スライス6枚、擦り下ろしなら小さじ1杯)までにしましょう)
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